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2004.05.23

「懐かしさ」と「こだわり」 ~PS2「ウルトラマン」

今夜もオープンベータ2日目となる「PSOBB」をプレイして、森のボス・ドラゴンを倒したり、オープンベータ初の洞窟でのプレイなどもしたりして、レベルも11になったのだが、まぁFF仲間との内輪のプレイということもあって、あまり語るべき内容も無いので、違うゲームを取り上げようと思う。

で、何かというと5月20日に発売されたPS2ゲーム「ウルトラマン」である。

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しばらく前に衝動的に予約してしまって、一昨日手元に届いていたのだが、なかなか忙しくてプレイできなかったが、今夜は少し早めにネトゲを終えたので、ちょっとだけ遊んでみた。

 

感想を端的に言ってしまうと、ゲームとしての面白さはイマイチだ。
その理由は後で触れるけど、ただ画面内で展開される徹底的ともいえる「こだわり」に感心させられた。

このゲーム、いくつかのプレイモードがあるのだが、初期状態で遊べるモードは「ストーリーモード」と「怪獣大乱闘モード」の二つ。

「ストーリーモード」はちょうどテレビ放映の内容に沿ったカタチで、1話づつ怪獣を倒していく、このゲームのメインとなるモード。

「怪獣大乱闘モード」は2人対戦用で、好きな怪獣を選んで対戦できる。但しウルトラマンは選べない。

それ以外にも以下のような「隠しモード」が用意されている。
・「怪獣天下」: プレイヤーが怪獣を一つ選び、次々に出現する怪獣を倒していき、最後にウルトラマンを倒すとクリア。
・「岩投げ」: レッドキングを操作して岩石をどこまで遠くに飛ばせるかを競う。
・「ウルトラ快進撃」: ウルトラマンを操作して3分間に何匹の怪獣を倒せるかを競う。
・「怪獣墓場」: ビートル機をそうさして怪獣墓場を探索し、見つけるとその怪獣の解説を見られる、いわゆるライブラリ的モード。

で、先ずは「ストーリーモード」をプレイしてみた。

ウルトラマンがハヤタ隊員に合体するオープニングの後、こんな風に、懐かしいテロップが音楽と共に表示された。

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そしていきなり「宇宙怪獣ベムラー」との戦闘。

画面は「美しい」という表現がぴったりくる。
ウルトラマンや怪獣のモデリングから、カメラアングル、建物などのオブジェクト、舞い上がる砂埃、さらに特撮ならではの「空」の雰囲気にまでこだわりが感じられる。

動き自体も独特の雰囲気があって、本当にテレビで見るあの動きに限りなく近い。

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が、戦闘そのものは微妙だ。

いわゆる格闘ゲームといえるのだが、格闘ゲームのようなボタンやレバーの組み合わせによる技のバリエーションみたいなものは無い。

□ボタンが「パンチ」、×ボタンが「キック」で、この二つが基本。
ジャンプは無いし、走ることもできない。
従って怪獣との間合いも思うように取れないし、連続的な攻撃といったこともあまりできないので、通常の格闘ゲームで感じられるような爽快さは少ない。

そもそも「パンチ」や「キック」ではほとんどダメージを与えられない。
そこで○ボタンが重要になってくる。

○ボタンは、通常は「防御」なのだが、間合いによっては「つかみ」や「投げ」に繋がる。
巴投げや首投げ、更にはジャイアントスイングなど、投げに関しては実に色々なパターンが用意されていることが後々わかった。

更に怪獣が倒れているタイミングで押すと、ウルトラマンが怪獣に馬乗りになって、□ボタンの連打で連続的に殴り攻撃をする。
跳ね除けられるタイミングで○ボタンを上手に合わせると、再び馬乗りになって・・・と連続的にダメージを与えられる。

従って、「パンチ」や「キック」で怪獣を倒し、○ボタンで馬乗りになって殴る、というのが基本的な戦い方のパターンとなる。

ダメージを与えていくと、3段階で表示される左下のパワーゲージが徐々に溜まっていく。
連続攻撃が中断され、怪獣からダメージを受けてしまうと、このゲージが減ってしまうので、いかにこちらがダメージを受けずに連続的に攻撃できるかがポイントとなってくる。

なぜならば、そのゲージの溜まり具合で「必殺技」の種類が異なるためだ。
△ボタンが、この「必殺技」に割り当てられているのだが、ゲージの溜まりが少ないと、ダメージの小さな「スラッシュ光線」や、ダメージは無しで短時間だけ金縛りにする「キャッチリング」などしか発動しない。

3段階目以上ゲージを溜めれば、お馴染みの「八つ裂き光輪」や「スペシウム光線」を出せるワケだ。

文章にするとバラエティ豊かのようにも見えるが、実際はほとんどパターン化した戦いとなるので、すぐに面白みは薄くなってくる。

しかも、制限時間が3分と短い。
色々試そうとのんびり戦っていたら時間切れで勝てないので、とにかく速攻で戦うことになり、結果的に勝利してもなんとなく物足りないのだ。

とにかく最初は戦い方に戸惑い、カラータイマーが激しく点滅してギリギリとはなったものの、、運良くスペシウム光線が決まり、無事にベムラーを撃退。

すかさず第二話が始まり、次の怪獣はお馴染みの「バルタン星人」。

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瞬間移動が少々やっかいだったが、ベムラーとの戦闘で掴んだ必勝パターンで、カラータイマーが赤くなる前に「八つ裂き光輪」で勝利。

第三話は「透明怪獣ネロンガ」。

これも必勝パターンで透明になるスキも与えず、やはりカラータイマーが赤くなる前に「スペシウム光線」で勝利。

第四話は「磁力怪獣アントラー

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こいつはちょっと苦戦。
蟻地獄のように、地中に引っ張り込まれる攻撃を数回受けてゲージの溜まりが悪く、久々にカラータイマー点滅。
しかしその後は必勝パターンに持ち込んで「スペシウム光線」で撃破。

第五話は「どくろ怪獣レッドキング」だったが、ここで初めてストーリー展開が変化した。
これまでのようにいきなりウルトラマンでは始まらず、ビートル機からの攻撃からのスタート。
ミサイル連射である程度ダメージを与えたところで着陸。
といっても、実際は□ボタンによるミサイル攻撃しかすることが無いので、空中戦といった趣きもなく、まぁちょっと雰囲気を味わう程度の演出といったところ。

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着陸後はハヤタ隊員を操作して、地上からレッドキングに向かってレーザーガンを撃つ。
この、怪獣を見上げるアングルはなかなか迫力がある。
とはいえ、ここでもできることは□ボタンによるガン攻撃と、×ボタンでの「回避」だけ。
しかしこの「回避」をうまく行わないと怪獣に殴りつけられて吹き飛ばされる。
このダメージがウルトラマンになった時に持ち越されて、ダメージ状態からの戦闘となるため不利となってしまう。

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ある程度時間が経過すると△ボタンで変身が可能になるのだが、なぜか変身できない。
ふと見ると、そばに別の隊員がいて、そのせいで変身できないのだ。
うーん、ここでもしっかりこだわってますなぁ。

回避を行いながら、隊員から離れて無事に変身。

しかしレッドキングはさすがに強かった!

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突進攻撃を連続的に受けて、なかなかこちらの攻撃に転じることができない。
なんとか殴り倒して馬乗りになるものの、相手がうつ伏せ状態の上に馬乗りになっても、すぐに弾き飛ばされてしまい、必勝パターンに持ち込めない。
そうこうしているうちにカラータイマー点滅。

運良く投げの大技が決まり、後はスペシウム光線で勝利・・・のはずが、ここで時間切れ。
初の敗北となった。

リプレイでも、かなり苦戦。

必勝パターンからなんとかスペシウム光線を決めたものの、なんとレッドキングはそのダメージに耐えた。
そして猛攻に転じてきて、こちらのカラータイマーはまたもや点滅。

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しかしどうにか首投げ技が決まり、辛くも勝利できた。

第六話は再び「バルタン星人」。
しかしこの二代目は、前回と異なりめちゃめちゃ強い!
攻撃が多彩なのだ。

カニ挟みのような手から光弾を放ってきて、なかなか近づけない。
○ボタンをタイミングよく押した時、ウルトラマンがバリアで、その光弾を弾き返した。
そういえばこんな戦い方もしてたなぁと、ちょっと感動。

どうにか接近して攻撃しようとしたが、なんとテレポーテーションまでするのだ。
なかなか近づけないでいると、突然バルタン星人が爆発!と思ったら、無数の小さいバルタン星人が虫のように襲ってきて更にダメージを受けてしまった。

とうとうカラータイマー点滅状態。
どうにか投げ技から馬乗りになり、ゲージを溜めてスペシウム光線をぶつけたところ、なんとバルタン星人の胸が開いて鏡のようになり、スペシウム光線を弾き返されてしまった!
結局、たいしてダメージを与えることもできないまま敗北。

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今夜は取りあえずここまでとした。

とまぁ、結構面白いです。
ジャンプやダッシュなど、もう少しウルトラマンのアクションに変化があると更に面白いだろうなぁとも思うのだが、元々このゲームは格闘そのものよりも、その雰囲気を味わうところに良さがあるのかも知れない。

Gaiはノーマルでプレイしたが、イージーモードやキッズモードという難易度もあるので、親子とかで遊ぶのには向いてるかも。

といっても、今の子供は「ウルトラマン」とか「怪獣」とかは、古臭くてダメかな?
やっぱり「大人」が懐かしさを感じながら遊ぶというのが正解かもしれない。

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コメント

シュワッチ!!
このゲーム、店頭のデモで(Gai さんの感想と同様にちょっと不満だったので)、購入は見送りとなったのだ。
既に、PS2「ウルトラマンFighting Evolution 2」を持っていたのでこれで十分と思った次第なのだ。

3分という制限(まるでカップヌードル?)の中で戦うというものは、今の子供たちには受け入れられないと思うのだ。
しかし、おじさん世代には「懐かしい!」の一言につきると思うのだ。

もし、「ウルトラセブン」版が発売になるようなら考える余地があるのだが・・・カプセル怪獣を自由に操り、アイスラッガーで攻撃するのはおじさんの夢なのだ。

投稿: はんぎょどん | 2004.05.23 12:00 午後

「ウルトラセブン」版、いいですね!

カプセル怪獣とかアイスラッガーとか聞いただけで、熱いものがこみ上げてきますよ。

アンヌ隊員にも萌え萌えです。

最終回のエピソードをまた見たくなってしまいました。

投稿: Gai | 2004.05.23 01:04 午後

原体験世代直撃の最高のゲームだ
ゲームとしては薄いとか
3分のしばりがどうとかは問題外

だいたいこのゲーム、カラータイマーが青の間相手の攻撃を
受けなければ赤にはならない
そう、ピンチになって初めて赤になるのだ
テレビだって正確に3分じゃないでしょ
このゲームもちゃんとテレビらしさを取り入れてます

ついでに
このゲーム、敵を倒すことが目的ではないです
いかにテレビと同じことをできるかゲームです

たとえばゼットンで
はじめにキャッチリングがはじき返され
ゼットンの光線をよけて科学特捜隊基地を火事になり
八つ裂き光輪をはじき返されて
最後に画面右側からスペシウム光線でウルトラマンの死と
ここまでやって完璧なのです

該当話数を全部覚えてない人には
この楽しさは分からないでしょうね

それができるゲームなんて夢のようです

投稿: ぶん | 2004.06.21 10:56 午後

ぶんさん、こんばんわ。

思い入れがひしひとと感じられるコメント、ありがとうございました。

おっしゃる通り、まさに大人のゲームですね、これは。

Gaiはようやく「帰ってきたウルトラマン」モードまではプレイできたものの、それをクリアできず、最後の隠しモードが開けない状況です。

近いうちに何とかクリアしたいと思っています。

投稿: Gai | 2004.06.21 11:26 午後

最近ずっとこのゲームやってます
もう何十回シリーズを往復してるんだろう(笑)
ぜんぜん飽きがきません

ついさっき分かったんですが
ラゴンを立った状態で八つ裂き光輪で倒すと
テレビと同じ動きをしてやっつけられます
崖から落ちるまえのあの格好です
テレビではスペシウム光線でかたがつきますが
(そこにちょっと疑問が残りますが)
こんなところまで再現しているなんて感激です

こう言うことをゲームの細部と呼ぶような人は
このゲームのことを分かってないですよね

原作の再現はこのゲームの根幹です

投稿: ぶん | 2004.06.22 01:34 午前

けっこう色んなところで、同じような「再現」がありますよね。

そういえばこんなシーンあったな、とか、こういう戦い方してたなっていうのを、プレイしていて何度か思い出したりしました。

作り手のこだわりを感じますね。

投稿: Gai | 2004.06.22 02:33 午前

裏技?小ネタ情報

どのタイミングかは、正確には不明で申し訳ないが
怪獣墓場モードにてシーボーズ発見!!
今の所発見できたのはこの1体のみ。

他にもいるか探索中!

投稿: ASAKI | 2004.12.02 12:31 午前

ASAKIさん、コメントありがとうございます。

怪獣墓場モードは1回しかプレイしていないので、実際
どんな怪獣たちが見られるのか良くわからないですが、
興味ありますね。

その1回で見れた怪獣も、実際のプレイ時に戦った怪獣
ばかりだったように思います。

それ以外にも表示されるんですね。
また何か見つけたら教えて下さい。

投稿: Gai | 2004.12.03 04:52 午後

私は再放送で観た世代ですが、怪獣たちのちょっとした動きが再現されてて嬉しいですね。 レッドキングが指をポキポキ鳴らすところとか。

投稿: シーボーズ | 2018.01.14 03:27 午前

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