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2004.06.21

全てが櫂との時でした ~今週の「オレンジデイズ」

櫂、卒業おめでとう
考えたら 私のこの大学にいた時間は
全てが櫂との時でした

あなたが笑って
あなたが怒って
あなたが泣いて
そして 私がいました・・・

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紗絵を探して走る櫂。
これまでの二人の思い出がフラッシュバックする。
二人の様々なエピソードが思い返される。

 
自分が弱いと人も信じられない
だから 私は強くなろうと決めました

真帆が紗絵に言ったように、弱さ、恐いという思いは誰にでもあって、「真実」が見えない時、見失う時というのは確かにあるのだろう。

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自分の弱い心のせいで、小さな行き違いから、大切なもの、大切な人を失わないようにしたいと思う。
でもそれは、とても難しいことのようにも思う。
リハビリ中のおばあさんの「真実の前では神様も遠慮して時を止めるよ」という言葉を信じたい。

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世界でたった一人の人
生涯で唯一の人

そう確信できる相手が、貴方のそばにはいますか?
今、そばにいる相手は、そう確信できる人ですか?

もしそうならば、それはホントに素晴らしい事ですね。

Gaiは・・・
Gaiと同じように、そういう相手がまだ見つからない人は、どうすれば見つかるんでしょうね?
そもそも、ホントにそういう相手が現れるのかな?

理想はもちろんあって、相手には色々なことを求めてしまう。
でもきっとホントに大事なことは、その相手といる時、本当に自分らしい自分でいられる相手かどうか、そういう人が自分にとって一番大切にしなければならない人なんだろうなと、最近少し思うようになった。

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北川 悦吏子さんの脚本は、過去の作品では主人公やヒロインが死んでしまう話も多くて少し心配したりもしたが、何はともあれハッピーエンドでホントに良かった、そう思いながらエンディングを見た。

こうして毎週のようにエントリーを書きつづってきたドラマだけに、それなりの思い入れもあったけど、最後まで冷静に見ることができたな、と思っていたところに、しかし最後の最後で爆弾がきた。
油断していた。
不覚だった。

紗英が「櫂」と声を出して呼び止める。
振り返る櫂に「行ってらっしゃい」のひと言。
その舌足らずな「行ってらっしゃい」を聞いた瞬間、胸が張り裂けて号泣してしまった。

もともと涙もろい方なので、じわじわと込み上げてきて涙が出る事はこれまでの映画やドラマでも何度かあったけど、こんなに瞬間的に胸が張り裂けそうになって涙したのは初めてだった。
じわっと涙がうかぶ事はあったけど、こんなにボロボロ涙が出たのも久しぶりだった。

そして自分が思っていた以上に、このドラマに思い入れを感じていたことを改めて知らされた気がした。
ストーリーだけを追ったならば、あまりにも陳腐でオーソドックスな話の展開だった。
決して誰もが同じような体験を持っているわけでは無いけれど、誰もが抱くイメージとしてのく「青春」を、そのままストレートに綴ってきたのがこのドラマだったのだと思う。

そんな一歩間違えれば単なるクサい脚本が、ここまで魅力的に仕上がったのは、もちろんスタッフやキャストの力もあると思うが、やはり妻夫木くんと柴咲 コウさんの演技力、そして役者さんとしての魅力によるところが大きいと感じる。
ほんとに1クール、とても楽しませてもらえた。

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ミスチルの歌う主題歌「Sign」が頭の中から離れない。

めぐり合った総てのものから送られるサイン
もう何ひとつ 見逃さない
そうやって 暮らしてみよう

残された時間が 僕らにはあるから
大切にしなきゃと 小さく笑った

君が見せる仕草 僕を強くさせるサイン
もう何ひとつ 見落とさない
そうやって暮らしてゆこう

様々なサインを見落とさない、人の気持ちのわかる自分でありたいなと思う。
 
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(毎週のようにエントリーしてきたこのコーナーも、今週で終了。
もう書くこともないのかと思うとちょっと寂しいですが、
読んでくださったみなさん、コメント下さった方々、
それらがみんな、エントリーの原動力となりました。
ホントにありがとうございました。)

*過去の全エントリーは こちら で。

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コメント

ども。
最終回の感想は、いろいろと考えさせられるのだ。

> 世界でたった一人の人
> 生涯で唯一の人
って、その時に気がつく人はほとんどいないと思うのだ。
別れてから気づく人、自分が(相手が)病気になって気づく人、亡くなってから気づく人・・・

私には、今までにそう思った人は二人・・・高校時代の彼女と、今のカミサンなのだ。
高校時代の彼女とは、卒業(=大学進学)で別れてから気づき、カミサンとは病気になって気づいたのだ。

今の自分にとっては、子供以上にカミサンの存在が大きくなっているのだ。
約23年間、違った場所で生活してきた男と女がある日出会い、そして恋から愛へ変わり結婚、出産・・・そんなありふれた生活を幸せと思い、愛する人と毎日を過ごせる喜びは、決してお金で買えるものではないのだ。

Gai さんには、(理想が高すぎる訳ではないと思うのだが)お互いを尊重しあえる人にめぐり会えることを祈っているのだ。

投稿: はんぎょどん | 2004.06.21 10:40 午後

なるほど、後になって気付く、その通りかもしれません。
だとするならば、ほんとに一つ一つの出会いを大事にしないといけませんね。

独り身としては、子供の存在だけで夫婦が繋がっているという話を聞いたりすると悲しくなるけど、「奥さんの存在が大きい」というはんぎょどんさんの言葉には心が温まります。

>ありふれた生活を幸せと思い、愛する人と毎日を過ごせる喜び

Gaiにとってはまさに憧れのようなもの。
そういう人生が送れるよう頑張りたいなと思います。

投稿: Gai | 2004.06.21 11:22 午後

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