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2004.07.03

世界の中心で、愛をさけぶ (第一回)

このドラマ切なすぎ・・・
最後まで冷静に見ることができるか自信がない気がする。

待ってたの
私はずっと
朔のいない世界で
朔が生まれるのを
私は待ってたのよ

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Gaiは、原作を読んでいないし、映画も観ていない。
でも人から聞いたり、映画のダイジェストを見たりして、だいたいのストーリは知っているから、向かう結末もわかっている。

他のドラマならこういう始まり方は、たとえ回想で綴られていく話であったとしても、唐突過ぎて単に意味不明だろうけど、このドラマにはハマっている始まりなのかもしれない。

 
朝起きると泣いている
悲しいからではない
17年前の夢から 17年後の現実に戻ってくる時に
跨ぎ越さなければならない亀裂があり
ぼくは涙を流さずにそこを超えることが出来ないのだ

現実には、ここまでの男っているだろうかという疑問もわくところだけど、緒方直人の演技が説得力を与えてくれる。

朔ってケンタッキーのおじさんみたいだよね
ぼく、朔の笑ったところしか見たことない

少年のこのセリフが、朔の17年間を物語る。

そして雨の中、朔が亜紀に傘を差しかけるシーンへと続く。

ここまでで15分。
たった15分で、もうこのドラマの世界に引き込まれてしまっていた。

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脇を固める役者さんたちも実にいい。
皆、何気なく登場してくるが、設定にも演技にも厚みが感じられ、今後の展開の中でそれぞれ重要な役割を果たしていきそうな予感を十分に感じさせてくれる。

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それにしても1時間の中に詰め込まれている内容の多さ、そしてそれらがしっかり整理されていることに驚かされる。
緒方直人がベッドで聴き、雨の中走り出したラジオ放送。
そのラジオ放送の意味。
主人公二人それぞれの家族、友人との三角関係、ウォークマン、そして告白。
一話の中にしっかり収めながらも全く無駄が無い。
初回は10分、15分と延長枠で放送されるドラマも多いが、55分という枠の中で収められているのは驚きだ。

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Gaiにとっては、ドラマの中に出てくる風景もまたたまらない。
実家とそっくりなのだ。

防波堤のある海岸、川に掛かる橋、両側を水田に挟まれた、走る車も少ない道路、少し山側に向かえば豊富な緑・・・
そこを自転車で走り抜けていく。
自分の中学・高校時代が思い返される。


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全編を通して流れる音楽、柴崎コウの歌う主題歌もまた、これでもかという感じで盛り上げてくる。

こういう種類のドラマは、一歩引いて見れば、それぞれが大袈裟過ぎという感を受ける事も多いのだが、気付いたら時間も他の事もすっかり忘れてドラマの中に没頭していた。

悲劇であることがわかっているドラマ。
この年になってしまうと大抵は冷めた目で見てしまうことが多い。
しかしこのドラマはそうはいかないようだ。

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コメント

ども。
ほんと「切な過ぎるドラマ」なのだ。

ラジオ放送、ウォークマン・・・どこか懐かしい場面が多いと思ったのだ。

冒頭に「ストーリーのエンディング」を出してしまう小説はいろいろあるが、このドラマの「本当のエンディング」には一体何があるのだろうか?

投稿: はんぎょどん | 2004.07.03 07:36 午後

はんぎょどんさん、どもです。

「懐かしさ」が一層切なさを醸し出しているのかもしれませんね。
そういう意味では「大人が見るドラマ」という捉え方もできるかも。

原作も映画も知らないので、そういう点ではストーリー自体も楽しめそうです。

投稿: Gai | 2004.07.03 07:57 午後

初です☆私もセカチュウの大ファンです!!ホントにとってもいいドラマですよね♪友達とこのサイトを見て二人で感動しています(笑)再放送してほしいですね(≧3≦)

投稿: 怪盗ピエナ | 2004.12.03 05:41 午後

怪盗ピエナさん、コメントありがとうございます。

久々にコメントが付いて、改めて読み返してみると、のめり込んでいた様子が思い返されて、なんだか照れくさいです。
でも、泣いてしまったシーンを読み返すと、やっぱりまた泣けてきます^^;

ホント、いいドラマでした。

1/1にはDVDが発売されます。
ちょっと高いですけど買おうと思っているので、手元に来るのが楽しみです。

投稿: Gai | 2004.12.03 07:48 午後

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