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2004.08.17

これが宿命なら、戦うしかない~映画「リディック」

帰省を翌日に控えた夏休み初日の8月9日にこの映画を見ました。

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いや、元々全然見るつもりはなかったのだけど、友人と「サンダーバード」を見に出かけたところ、午後2時40分以前の回ではV6の吹き替え版しか上映していなくて呆然・・・
まぁせっかく出かけてきたのだし、ならばこれを見て帰ろうということになったのでした。

感想をひと言で言うなら「莫大な制作費と陳腐なストーリー」という印象。

巷の評価も大半はあまり評判が良くないようですが、まぁそれもわかるなという感じがします。
とはいえ、個人的にはSF大好きなので、そこそこ面白かったです。

 
良いと感じたところ:

CG・・・見事です。
舞台、セット・・・豪華です。
衣装・・・特に敵司令官ヴァーコの奥さんの衣装がGood
アクション・・・暗い中でフラッシュチカチカな見づらいシーンはあるものの、アクション自体はなかなか見応え有り。
音響・・・重低音バリバリ。サラウンド感もいい感じでした。
・話の展開のテンポは良い。

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ちょっとダメなところ:

・主役のダークさが足りない。ていうか普通にイイ人。
・敵のボス「ロード・マーシャル」もあまり魅力がない。登場シーンこそ迫力があるが、話が進むにつれ、どんどん手強そうに感じられなくなっていく。
・説明なさすぎ。本作の前の話となる「ピッチ・ブラック」を見ていないので、物語の途中まで設定や背景が殆どわからず、そのもやもや感のせいで話に集中できません。
・そもそもストーリーが陳腐すぎ。目新しい要素があまり無い。
・風呂敷広げすぎ。「スターウォーズを超えた」だの「新たなる神話の誕生」だの・・・オーバーです。超えているのは制作費だけw

だいたいそんな感じでした。

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キャスト的に一番印象に残ったのはタンディ・ニュートン演じる敵司令官ヴァーコの奥さん。
毒婦ぶりが良かったです。
「M:I-2」でトム・クルーズの相手役を務めた人ですね。

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リディックが監獄惑星から助け出す女の子「キーラ」も、登場シーンとか戦いっぷりなどはなかなか。
アレクサ・ダヴァロスという女優さんで、この「リディック」が劇場映画初出演だそうです。

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ストーリーテラー的な役どころとして「エアリオン」という精霊のような種族のおばさんがいるのですが、これはむしろお姫様というか、「ロードオブザリング」のガラドリエルかアルウェンのような美とはかなさを備えたキャストの方が良かったのでは?と感じました。
監督はこの人しかいない!という感じで頼み込んでジュディ・デンチ女史を配役したそうですが、確かに演技の迫力はあるんだけど、どうにもこうにも助けて上げたい、という気持ちがわかない^^;

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さて、肝心のリディック役のヴィン・ディーゼルですが、ダークなイメージというよりはワルなイメージ。
この微妙な違いがわかってもらえるでしょうか。
単にちょっとひねくれてるというだけで、こういう設定に欲しい「悲壮感」みたいなものが感じられないのです。
あの可愛らしい瞳がいけないのかも^^;

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あれこれ書いて来ましたが、超大作とか異色のダークヒーローとかいった前フリを無視して、一つの娯楽作品として見れば充分面白い映画だと思います。

細かい突っ込みどころは盛りだくさんですが、そういうのは気にしちゃいけません。
贅沢にお金をかけたマンガというスタンスで見ることをオススメします。

特にラストのオチは・・・
むしろその続きの方を見たい気がします。

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コメント

ども。
このレビューがなかったら危なく観てしまうとこだったのだ。

娯楽SFなら許せる・・・やはり劇場で観るならそれなりに重みがあった方が良いから今回は見送るのだ。

さて、次回の期待の映画は・・・「デビルマン」、「鉄人28号」あたりかな?

投稿: はんぎょどん | 2004.08.17 09:19 午前

個人的な感想なので参考程度にしておいて下さいね^^;

この夏にいくつか見た映画の中では一番でした。
少なくともこの後に見た「サンダーバード」よりは上かなと個人的には思います。
まぁそれだけ今年の夏は当たり映画に恵まれなかったとも言えますが^^;

「デビルマン」はちょっと楽しみですね。
邦画も頑張ってほしいです。

投稿: Gai | 2004.08.17 11:47 午後

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『リディック』見ましたが…。何がなんだか分からないまま、見終わってしまった…。映像全体暗いしー。私は暗視能力なんてない!っつうの!かと思えば、いきなり眩しくなっ... [続きを読む]

受信: 2004.09.22 01:36 午後

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