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2005.02.15

目指すはタワー最上階! ~PSP「煉獄」

今回はPSP用ゲーム「煉獄」のご紹介。

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最初に断っておくと、このゲームはかなり好き嫌いが別れるというか、プレイヤーを選ぶタイプのゲームじゃないかと感じます。
Gaiは実は最初のうち、購入したことを後悔しかけました。
その点はおいおい書いていくとしましょう。

この「煉獄」はアンドロイドを操作して、全8階層、1,000を超える数のダンジョンで構成された塔の最上階を目指すというゲーム。
途中には敵となるアンドロイドが待ち構えており、これらの敵を倒して武器を奪うことで自機を強化していきます。
このゲームでは経験値によるレベルアップはないため、より強力な武装を求めて塔の中を走り回ることになります。

 
まず驚いたのがオープニングムービーの鮮明さ!
さすがに「リッジレーサーズ」のオープニングには及ばないものの、それでも十分PS2に匹敵します。
原案がダンテの『神曲』ということで、オープニング曲にもモーツァルトのレクイエム(鎮魂歌)というクラシックなサウンドを取り入れていて、雰囲気を盛り上げています。

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ちなみに「煉獄」というのはキリスト教カトリックの伝承で、天国と地獄の間にある山のこと。
罪を犯した人たちが、その煉獄の山で苦行をすることによって罪を償い、その山の頂上から天国へ行けるとされています。
何のために戦い続けているのかという疑問を持ちながらも、ただひたすら戦闘を強いられるアンドロイドたちを描くメインストーリーになぞらえているワケですが、会話シーンにもそういった雰囲気が良く表されています。

そんな感じでゲームを始める前から大いに期待させてくれるのですが、いざプレイを始めて見ると困惑させれられました。

とにかく何の説明もなく塔の最下層に放り出され、操作方法など一切分からないまま戦闘に突入することになります。
つまりチュートリアル的な導入部は全くありません。
従って事前にマニュアルをしっかり読んでおく必要があります。
しかもこのマニュアル、記載ミスが大量にあり、同梱の正誤表を照らしながら見なければなりません。
恐らく、ギリギリまでバランス調整や仕様変更を行った結果なのでしょう。

ということで、マニュアルを読んだ上で再度挑戦してみると、次第にこのゲームのプレイの仕方が分かってきます。

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最初は全く装備が無い状態で、武器は倒した敵が希に落としてくれる。
武器をセットできる部位は頭、左腕、右腕、胴体の4カ所。但し、武器によってセットできる部位が決まっているモノもある。
これらはそれぞれ○△□×ボタンに割り当てられていて分かりやすい。

更に脚部にスピードアップや回復時間短縮などのステータス系のアイテムをセットできる。

簡易MAP・レーダー・緊急回避・平行ダッシュ移動・1ボタン視点変更があるのは仕様としてGood、なのだが、そういった良い点を台無しにしてしまう程、十字キーでのキャラ操作そのものが最悪。

アナログパッドでキャラを操作できればもっとやりやすかったのではないかと思うのだが、そもそもこういったアクションゲームでキーコンフィグが全く無いというのが頂けない。

ちなみにアナログパッドはカメラ自由視点変更に割り当てられています。

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そして最悪なのが、敵に負けるとその時点で装備している全ての武器を失ってしまう事。

このゲーム、基本的にゲームオーバーが無く、武器を落とした状態で、最下層まで落ちる仕様になっています。
ドロップしてしまったアイテムは、落とした位置に戻っても回収不能。
つまり、あきらめて他の所持している装備で、フロア1から再スタートすることになります。
とはいえ、序盤にそんなに武器を所持しているワケもなく、結局素手でもう一度武器を集めながら戦わなければならない為、それならばむしろゲームを強制終了して、セーブしたところからやり直した方が良いという状況になります。

しかしどこでもセーブできるワケではなく、各フロアのスタートの部屋でのみしかセーブは行えません。
装備変更やステータス強化も、この部屋でのみ可能。
ちなみにMenuにセーブはあってもロードは無し。

従っていちいちゲーム終了→煉獄再起動という事になるのですが、これは結構時間がかかる為、とにかくザコに殺された瞬間、かなりヘコみます。
十字キーでのキャラ操作が思うようにいってくれないこともあって、当初、このゲームを買ったことを「失敗したかな?」と思ってしまったワケです。

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しかし徐々に強い武器が手に入るようになってくると、状況は一変。
敵を倒すと手に入るエリクシルという、強化用のポイントアイテムの入手や、不要な武器をそのエリクシルに還元することによって自機が強化されていくのも相まって、このゲームは本来の面白さを見せ始めます。

自機を強化していけば、装備品は一箇所に複数装備可能になっていきます。
武器は使用を繰り返すとオーバーヒートしてしばらく使えなくなるのですが、そういった時や銃の弾切れ時に2段目以降にセットした武器に自動的に切り替わるワケです。

更に「オーバーキル」といって、敵を大ダメージを与えて倒す事によってアイテムドロップ率を上げることが出来ます。
従ってただ倒すのではなく、とどめは強い武器で刺すといった戦闘の工夫も必要になり、そういった点も面白さに一役買っていると感じます。

上で勝てなくなったら、下に戻りオーバーキルでアイテムを大量に獲得して、それを還元して強くしてから再挑戦、といった繰り返しによって、徐々に自機が強くなっていきます。

待たされるのが不満だった「再起動」も、L+R+SELECT+STARTの同時押しで、ソフトリセットできることが分かり、それからはさほど苦ではなくなりました。

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ただ、せっかく豊富な武器毎に外観が変わるという凝った作りになっているのに、カラーリングが金色1色という、ちょっと地味な感じがもったいない気がします。

しかし、キャラクターの動きのほとんどをモーションキャプチャーで表現している点や、プレイする度に変わる敵の配置、武器によって変化する戦い方などのおかげで、単調ながらも不思議と飽きが来ません。

少しの時間でもプレイが可能な点も、電車移動中がプレイの中心となるGaiにとっては嬉しいところ。

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「リッジレーサーズ」や「三国無双」を除けば、本当の意味でPSPの性能を活かしたゲームがまだまだ少ない中、この「煉獄」はまさにPSPならではのゲームと言えるのではないかと感じます。

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コメント

ども。
今、持っているゲームは、PSP 本体と同時に購入した「もじぴったん大辞典」だけなんだけど、次のゲームをどれにしようか迷っている所なのだ。

で、今回紹介のあった「煉獄」・・・
さすがに【好き嫌いが別れるゲーム】と言っているのがわかるのだ。
多分、自分には合わない感じ・・・

そろそろ映画のUMD が出るとのことなので期待したい所なのだが、外出先で観る事は無さそうなんで買わないだろうなぁー

で、次はブラウザソフトの登場を待っているのだ。
無線LAN か京ぽんなんかで接続できればもっと活用できるのに・・・

投稿: はんぎょどん | 2005.02.15 10:53 午後

映画のUMDは一つくらいは持っててもいいかなぁとも思うけど、映像はともかく音がねぇ。

さすがにサラウンドとかは無理だろうし、DVD並の値段とか言ってるけど、同じような値段なら買う気は起こらない気がしますね。

字幕のオン・オフとか、日本語吹き替えとか出来るのだろうか?
興味はあるところですね。

ブラウザ、メーラーは出て欲しいですね。
ソフト的には結構簡単に作れそうだけど、通信環境と日本語入力がネックでしょうね。

無線LANは、室内ではともかく、外ではまだまだ利用できる場所が限られますからねぇ。

USBモデムとかは出てきそうな気がするけど、今時56Kでは魅力を感じないし。

ウィルコムとタイアップしてPSP版AIR-EDGE なんかが出てきたらちょっと面白いかも。

妄想は尽きませんねw

投稿: Gai | 2005.02.16 04:00 午前

装備カスカスカスカス

投稿: シェイク | 2012.04.10 07:35 午後

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