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2006.08.07

「猟犬たちの終焉なき戦い」~XBOX360「クロムハウンズ」(4)

Crom13

コマンダー「全機、感度OKですか?」(*1)
全員「良好です。」
コマンダー「17番さん、予定通りGのコンバスをよろしく~。」(*2)
17番「17番、了解。」
コマンダー「48番さん、52番さん、コンバスH付近まで前進OKです。ACV(*3)が3機ほどいますので注意して下さい。」
48番、52番「了解。」
ガイ「00番、コンバスDを押さえてからポイント2の高台に向かいます。」(*4)
コマンダー「よろしくです。こちらは24番さんと共にこのままNAをポイント1まで押し上げます。」(*5)

Gaiが所属するスカッド「Key of Avalon」のある日のコム戦(対CPU戦)の様子です。
先ずはもう少し、ボイスチャットによる会話の様子を見て下さい。

17番「コンバスI に到着。」
コマンダー「17番さん了解、敵機影ありません。(*6)そのまま川沿いに南下して、コンバスF経由で先行組と合流して下さい。」
52番「コンバスH手前D-4(*7)にてACVと交戦中、川向こうの砲台からも撃ってくるなぁ。」
ガイ「コンバスGに到着、砲台確認しました、砲台はこちらで落とします。」
52番「どもです。」
48番「48番、コンバスH占拠完了。」
コマンダー「敵ハウンド確認!2機、いや3機です! B-6からコンバスHに向かって北上中、1機は特に足が速いです!48番さん、少し後退して下さい。」(*8)
52番「ACV掃討完了、コンバスHに移動中。」
コマンダー「コンバスFにも敵ハウンド1機確認、17番さんの位置からそろそろ見えると思いますがどうですか?」
17番「まだ見えません。」
コマンダー「コンバスHには私と24番さんで向かいます。52番さんは17番さんの応援をお願いします。」
52番「了解。」
ガイ「00番、川沿いを北上中の敵ハウンド補足しました。ホバーです。足速いですね。現在狙撃中。」(*9)
17番「17番、こちらも敵ハウンド発見、4脚です。撃ってきました。」
コマンダー「17番さん、ガチンコは避けてそのままコンバスH方向に移動して下さい。52番さんと合流できます。」
48番「48番、敵ホバー落としました。」
52番「52番、4脚を始末しました。」
コマンダー「確認しました。敵ハウンド残り3機、うち2機が間もなく48番さんと接触すると思われます。こちらももうすぐ合流できますが注意して下さい。00番さん、引き続き援護お願いします。17番さん、52番さんもこちらに合流して下さい。もう1機いるはずですが、現在のところ確認できません。」

Crom14_1

ガイ「現在、ポイントHに向かうハウンド2機を狙撃中、キャタピラと逆足です。くっ、逆足はスナイパータイプ、少し後退します。」
48番「キャタピラタイプと交戦中、うあっ、ミサイル食らった!」
24番「見えた!くらえぃ!」
コマンダー「OK、キャタピラ撃破、残り2機です。逆足スナイパーは拠点1方向に後退中。あと1機はどこだ?」
ガイ「曲射の軌跡確認!注意して下さい!」(*10)
52番「ぐはっ、直撃でもないのに武器半分死んだ!」
17番「コックピットに直撃受けました、戦闘不能です、すみません~。」(*11)
48番「くそ~、どこからだ!?」
コマンダー「まだNA外ですね、恐らく拠点2のあたりでしょう、全機警戒しつつ一度合流して、拠点2まで前進しましょう。」

・・・

この後、我がスカッドは無事に体制を立て直し、敵ハウンドを全滅させて勝利を得ました。
過去3回のレビュー内容と照らして、音声会話の内容だけでもだいたいのイメージが掴めますでしょうか?

順を追って解説していきます。

先ず(*1)で、コマンダーが全員のボイスチャットの状態を確認しています。

続いて(*2)で17番さんに指示を出していますが、17番さんはスカウタータイプ。脚が速いので、進行ルートから少し離れた場所に位置するコンバスの占拠に、単独で向かわせています。

尚、戦闘中はほぼ「番号」でそれぞれを呼び合います。
メインロビー、ブリーフィング画面、そしてコマンダーのマップ上でも、全てメンバーは番号でしか表示されないためです。

この「番号」は、ワールドモードに初めて入る時、或いはスカッドに所属する時に、他のスカッドメンバーに使用されていない二桁の好きな番号を、自分に割り振る事ができます。

Crom16

話しを元に戻しましょう。
メインの進行ルート上にあるコンバスHにはアタッカータイプである48番、52番の2人が向かいます。

(*3)の「ACV」とは(Advanced Combat Viecles)の略称で「ハウンド」の原型となった「ロボット型戦闘車両」を指します。
外見は一見「ハウンド」と区別が付きにくいですが、「ハウンド」ほどは攻撃も防御も強くはなく、動きも単調なので単体ではそれほど脅威にはなりません。
しかし複数機いる場合やハウンドとの戦闘中には、ACVといえども注意が必要です。

戦場にはこのACVの他、戦車や砲台など、「敵ハウンド」以外にもこちらを攻撃してくる存在が、マップのあちこちに配置されています。

(*4)はガイの発言ですが、ガイはスナイパータイプなので、進行ルート上を見渡せる高台に向かっています。

(*5)ではコマンダーが取る進行ルート(アタッカー二人の進行ルートと、17番さんが向かったコンバスGの、ほぼ中間)を進むにあたり、ディフェンダータイプの24番さんがその護衛として随行していることを示しています。

「NAを押し上げる」とは、「ネットワークエリア」つまり「会話可能」且つ「敵補足可能」な範囲を広げる行為を指しています。
前回のレビューで解説した通り、コマンダーは装備しているアンテナ状のパーツである「NAメーカー」の性能に応じて、一定範囲にNAを展開し、通信エリアとレーダー機能を確保することが可能です。

従ってコマンダーは、できるだけ戦闘が行わる前線に近い地域に位置している状況が望ましいわけですが、「NAメーカー」を装備しなければならない関係上、攻撃力・防御力共に、あまり強力な装備ができません。

万一、早いタイミングでコマンダーが落とされてしまった場合、戦闘で勝利を得るのは極めて困難になるため、可能であれば今回のように護衛を伴って移動する方が安全であるといえます。

(*6)では遊撃・偵察を兼ねたスカウターが、最初のコンバスを押さえたところです。
この瞬間、それまではコマンダーを中心とした一定範囲のみであったネットワークエリアが、コンバスG周辺も加えて一気に広がります。
コンバス占拠によって広がったNA範囲は、そのコンバスが敵に占拠されてしまわれる事が無い限り有効な状態が続きます。

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さて、様々な状況で「位置」を示す時、マップ上に表示されるさまざまなアイコンを目印として呼び合う事が多いのですが、何も目印が無い場合、(*7)のように「D-4」「B-6」などといった表現をする場合があります。
これはマップ状に表示される縦横の目盛りの交差部分を指していますので覚えておきましょう。

(*8)はコマンダーが敵ハウンドを発見し、それをメンバーに伝えている様子ですが、このような詳細な情報はコマンダーのみしかわからない点が本作の特徴であり、またゲームを面白くしている要素であるといえます。

(*9)は、高台に位置するガイが、スナイパーライフルの照準を望遠鏡代わりに利用して、遠くから近づいてくる敵を目視している様子です。
敵のタイプを告げる時、脚部の形状を伝える場合が多いのですが、これはその形状により、おおよその装備や移動速度の予測が付きやすいためです。
ちなみにタイプとしては「二脚」「二脚逆間接」「四脚」「キャタピラ」「ホバー」「四輪」などがあります。

(*10)における「曲射」とは、弾道が曲線を描いて飛んでくる強力な榴弾を放つ「曲射砲」を指しています。
敵にこの「曲射砲」を持つハウンドが複数いた場合、その戦闘は非常に厳しい状況に陥る場合がよくあります。

その経験からか、最近ではプレイヤーの間でもこの「曲射砲」を搭載するのが一つのブームのようになっています。
本来はヘビーガンンナータイプのハウンドに、拠点攻撃用として搭載される場合が多い武器ですが、その射程の長さと破壊力の大きさ故、ロールタイプに関わらず搭載して戦場に出るプレイヤーが多くなっている状況です。

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(*11)ダメージを受けると、脚部であれば速度が遅くなったり、受けた部位の武器を失ったりしながらも戦闘を続けられますが、コックピットが大破した場合は即死=戦闘不能となります。

戦闘不能になったプレイヤーは「ハウンド」は失うものの、「歩兵」として自陣の基地付近で生き返ります。
一応「機関銃」を持っていて射撃する事も可能ですが、実際は飾りのようなもので、同じ歩兵以外にはダメージを与えることはできないため、実質的には戦闘に参加することができない状態となります。

それでも、NA範囲内であれば他プレイヤーと会話できますし、戦闘の様子を最後まで見守ることもでき、よく考えたなと感心させられるシステムです。

さて、戦闘に勝利すれば定められた報酬が得られますが、一方、損傷分や利用した弾薬等の経費の支払いも発生します。
この報酬と経費の差額が実収入となり、ショップでの買い物や抽選パーツの購入などに利用できることになります。

また、階級や勲章も用意されており、「新兵」から始まって徐々に階級も上がっていきます。

そしてもちろん、自分たちの戦い一つ一つが「ネーロイムス戦争」の行方に反映していくことにもなります。

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以上、「クロムハウンズ」を4回に分けてご紹介してきました。

様々な「オンラインゲーム」が展開されている昨今、アイデアとしては期待されながらも、実際のゲームデザインとバランス調整の難しさから、必ずしも成功するゲームが少ない中、「クロムハウンズ」は実によく考えられたゲームであるとつくづく感心させられます。

間違いなくこの夏オススメの1本です。

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コメント

ども。
今回のレビューはオンラインの臨場感が伝わって手に汗握るって感じなのだ。

自分は、このゲームをちょっとお休み中。
今は「N3」の完全制覇を目指して、全キャラをレベル9にUp 中なのだ。

そして懐かしのXbox 1用ゲーム「パンツァードラグーン オルタ」をちびちびと。
Xbox 1のゲームでまともにクリアしてないものがまだまだあるんで、のんびり楽しんでいるのだ。

で、Xbox 360 版「アーマードコア4」がどうも中止になったらしい・・・
ってことで、「クロムハウンズ」はじっくり楽しむのだ。

投稿: はんぎょどん | 2006.08.13 10:08 午後

はんぎょどんさん、どもです。

こちらも相変わらずやり込んでないゲームいっぱいです^^;

N3も、一通りはプレイしてエンディングまではやったけど、ランクSにしてない面はたくさん残ったまんま。

クロムハウンズ、面白いですがオンラインゲームの宿命というか、いずれはオンラインでプレイする人は少なくなっていってしまうと思うので、遊ぶなら今のうちが良いと思いますよ~。
ぜひ^^

投稿: Gai | 2006.08.13 11:49 午後

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